合宿免許費用に含まれるもの&含まれないもの完全チェック

合宿免許に申し込む際、「表示されている料金に何が含まれていて、何が別途かかるのか?」を正しく理解しておくことは、予算オーバーや予期せぬ出費を防ぐうえでとても重要です。

以下では、合宿免許費用に「含まれるもの」と「含まれないことが多いもの」を完全チェックリスト形式で詳しくご紹介します。

合宿免許費用に含まれるのが一般的なもの

合宿免許の費用には多くのサービスや項目が「セット」として含まれており、通学での免許取得に比べてコストパフォーマンスが高いのが魅力です。

ただし、内容は教習所やプランによって多少異なるため、何が「一般的に含まれる」かを正確に理解することが大切です。

【1】学科・技能教習費(規定時限分)

合宿免許の基本となる費用です。

  • 学科教習:道路交通法や安全運転知識の授業
  • 技能教習:実車運転の練習(所内 → 路上)

→ AT車なら「学科26時限+技能31時限」、MT車は技能が34時限程度
→ 規定内での受講費用はすべて料金に含まれています

【2】修了検定・卒業検定の費用(初回分)

  • 修了検定:仮免許取得のための実技試験
  • 卒業検定:教習所を卒業するための最終実技試験

初回分の受験料は含まれているのが一般的です。再受験は追加料金になるケースあり。

【3】宿泊費(滞在期間分)

  • 教習所が提携する寮やホテルなどでの宿泊費
  • 相部屋、シングル、ツイン、ホテルプランなど多様

→ 一部プランでは「延泊保証」付きで、追加料金不要のケースもあり

【4】食事(通常2食または3食)

  • 朝・昼・夜の3食付きが基本だが、2食付き(朝昼のみ)も選べる
  • 自炊プランや食事なしプランも一部あり(その分費用は安め)

3食付きの場合、約1日1,000〜1,500円分の食費が含まれていると考えられます

【5】教材費(教科書・問題集)

  • 学科教習で使用する教本・模擬試験問題など

→ 追加費用なしで配布されるのが一般的
→ 紛失や汚損時は再発行費がかかる場合あり

【6】交通費補助(上限付き)

  • 教習所までの往復交通費が最大数千〜1万円程度支給されるのが一般的
  • 支給方法:現金・QUOカード・交通ICチャージなど教習所によって異なる

→ 要:領収書提出・上限額確認
支給対象外地域もあるため、必ず事前確認を

【7】保険(傷害・教習トラブル対応)

  • 合宿中の事故・ケガ・トラブルに対応した簡易的な傷害保険がプランに含まれているケースが多い
  • 主な内容:ケガ・賠償責任・通院費など

→ 年齢やプランによっては保証内容に差があるため、詳細を確認することが大切

【8】その他:サービスや特典

教習所によっては以下も費用内に含まれていることがあります。

  • Wi-Fi・洗濯機無料利用
  • 卒業時の記念品(交通安全お守りなど)
  • 周辺施設の割引券や観光案内など

費用に“含まれない”ことが多いもの・注意点

合宿免許は「パッケージ料金制」で一見するとすべてが込みに見えますが、実際には費用に含まれないことが多い項目がいくつかあります。

これらを事前に把握しておかないと、「予算オーバー」や「現地での想定外の出費」につながることもあるため、非常に重要なポイントです。

【1】仮免許試験手数料・交付手数料(約2,850円)

【内容】

  • 仮免試験手数料:1,700円
  • 仮免許交付手数料:1,150円

【注意点】

  • ほぼすべての教習所で「別料金扱い」
  • 仮免許試験に合格しないと卒業できないため、全員に発生する費用

【2】検定・教習の再受験費用(補習料)

【内容】技能検定や学科試験で不合格になった場合の「再試験料」や「補習料」

【注意点】

  • 「初回分は含まれる」が一般的
  • 保証付きプランでなければ2回目以降は追加費用(1回数千円〜1万円以上)

【対策】

  • 「再検定・補習無料」の保証内容があるか確認
  • 保証は年齢制限(例:30歳以下まで)付きのことが多い

【3】洗濯・乾燥機の利用料

【内容】コインランドリー方式(1回200〜300円)

【注意点】

  • 「洗濯無料」と書かれていても「乾燥機は有料」の場合がある
  • 1日1回で2週間=3,000円超かかることも

【4】交通費の超過分

【内容】教習所までの往復交通費に対して支給される補助には「上限」がある

【注意点】

  • 往復の交通費が「上限支給額」を超えると自己負担
  • 必ず領収書が必要/特急料金・指定席料金は非対象の場合あり

【例】上限:往復10,000円 → 実費13,000円 → 差額3,000円は自己負担

【5】外食・自由時間の飲食費

【内容】休日や教習外の時間に発生する飲食代・カフェ代など

【注意点】

  • 特に「2食付きプラン」は、夕食が出ないため注意
  • 外食すると1食800円〜1,000円かかることも

【6】前泊代(前日入りが必要な場合)

【内容】入校日の朝が早く、前日から現地に泊まる必要がある場合

【注意点】

  • 教習所側が紹介してくれるが、費用は自己負担が多い
  • 前泊代3,000〜7,000円程度が想定される

【7】娯楽費・観光費・買い物費用

【内容】休日や空き時間に行う観光、ショッピング、娯楽など

【注意点】

  • 観光地併設の教習所も多く、つい使い過ぎてしまう傾向あり
  • スマホの通信制限超過による追加課金も注意

見落としがちなチェックポイント

合宿免許を申し込むとき、多くの人が「料金表」や「プラン内容」だけを見て判断しがちですが、実は見落とされがちな“細かな条件や制限”がトラブルや予算オーバーの原因になることが非常に多いです。

ここでは、特に初心者が見逃しやすい「見落としがちなチェックポイント」を詳しくご紹介します。これらを事前に確認しておけば、合宿免許をより安心・確実・経済的に受講できます。

【1】交通費補助の「支給条件」

【よくある見落とし】

  • 「交通費支給あり」と書かれていても、全額支給ではない
  • 支給には「領収書提出」「利用ルートの指定」が必要な場合も

【例】上限10,000円まで/新幹線は自由席のみ対象/事前申請が必須

申請漏れやルート外利用で支給対象外になるリスクあり

【2】年齢制限付きの保証内容

【よくある見落とし】

  • 技能検定の再受験保証や延長教習保証が「30歳以下のみ適用」など、年齢制限があること

【例】31歳以上は延長教習1時限ごとに追加費用が発生(例:5,000円〜)

→ 年齢に応じた「保証範囲」を確認しておかないと、予想以上の出費に

【3】シングルルーム・ホテルプランの追加料金

【よくある見落とし】

  • 表示価格は「相部屋」前提のことが多く、個室プランは+1万円〜3万円かかる場合がある

→ 「安いと思って予約したら、実は個室希望で大幅アップ」もよくあるケース

【4】保証回数の上限

【よくある見落とし】

  • 技能教習・修了検定・卒業検定は**「無制限」ではなく「規定回数まで無料」**

【例】技能教習+4時限まで保証、それ以上は1時限5,500円(×回数)追加

→ 自信がない方は「無制限保証」プランの選択がおすすめ

【5】キャンセルポリシー(キャンセル料)

【よくある見落とし】

  • 入校直前のキャンセルには数万円単位のキャンセル料が発生する

【例】入校10日前以降のキャンセル → 2万円〜全額負担など

→ 体調不良や進路変更などもあるので、キャンセル規定は必ず確認

【6】教習所の「設備の有無」

【よくある見落とし】

  • Wi-Fi、冷暖房、洗濯機、乾燥機、机や椅子などの基本設備がないor有料の施設もある

→ オフの日に快適に過ごすためにも、宿泊施設の写真や設備一覧は必見

【7】女性限定・年齢制限付きプランの適用条件

【よくある見落とし】

  • 格安プランの中には「女性限定」「25歳以下限定」「学生限定」のものが多い

→ 該当しないと割引が適用されず、数千円〜1万円の差が出ることも

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